第98回セミナー
テーマ | 4回シリーズ講演「医学教育の新たな⽅向性」 最終回 - 新しい教育モデルは本当に機能するのか - |
講師 | リンダ スネル 先⽣ 平成28年度 東京⼤学医学教育国際研究センター 特任教授 カナダ マギル⼤学医学部教授 |
日時 | 2017年3⽉17⽇ |
概要 | 「これら4回の講義をもって、⽇本の医学教育にプラスの変化が⽣じる刺激になればと願っています。 -リンダ・スネル」 このシリーズ講演では、従来の卒前卒後教育や評価モデルの課題を検証し、社会のニーズに⾒合ったコンピテンシー基盤型教育の変⾰の必要性、新しいカリキュラム開発や評価⽅法について論じてきました。 この最終講演では、これまでの講演で扱った内容を⼀つに集約します。新しいアプローチへの賛否を論じ、そのモデルが真に効果的かを評価します。また、プログラム評価モデルを⽤いてCBMEや他の⾰新的なカリキュラムの最新エビデンスを検証し、⽇本と世界の医学教育の今後を展望したいと思います。 |
資料 | 講演ポスター、講演スライド 講演ビデオ |
第97回セミナー
テーマ | シリーズ講演「医学教育の新たな方向性」 - 第3回 評価への斬新なアプローチ - |
講師 | リンダ スネル 先⽣ 平成28年度 東京⼤学医学教育国際研究センター 特任教授 カナダ マギル⼤学医学部教授 |
日時 | 2017年2月13日 |
概要 | 「これら4回の講義をもって、日本の医学教育にプラスの変化が生じる刺激になればと願っています。 -リンダ・スネル」 本講義シリーズでは現在我々が行っている卒前・卒後教育や評価モデルの持つ課題を検証し、現在の方法と、なぜ変革が必要かを批判的な目で評価します。カナダでの事例を紹介し、新モデルや革新的カリキュラム、従来にない評価方法、そして実効性を測るメソッドを概観します。 本講演では前の2回の内容を受け、学習者評価とそのシステムに焦点を当てます。コンピテンス評価の新しい方法、古い方法を概観し、特に臨床能力評価や業務基盤型評価の方法を論じます。また、様々な評価手法を束ねてプログラム全体をカバーするための方法、修了認定を行う委員会の概念についても、具体的な例やモデルを用いて触れる予定です。 |
資料 | 講演ポスター、講演スライド 講演ビデオ |
第96回セミナー
テーマ | シリーズ講演「医学教育の新たな⽅向性」 - 第2回 ⾰新的カリキュラムのデザインと管理運営 - |
講師 | リンダ スネル 先⽣ 平成28年度 東京⼤学医学教育国際研究センター 特任教授 カナダ マギル⼤学医学部教授 |
日時 | 2017年1⽉23⽇ |
概要 | 「これら4回の講義をもって、⽇本の医学教育にプラスの変化が⽣じる刺激になればと願っています。 -リンダ・スネル」 本講義シリーズでは現在我々が⾏っている卒前・卒後教育や評価モデルの持つ課題を検証し、現在の⽅法と、なぜ変⾰が必要かを批判的な目で評価します。カナダでの事例を紹介し、新モデルや⾰新的カリキュラム、従来にない評価⽅法、そして実効性を測るメソッドを概観します。 第1回講演を踏まえ、この第2回講演ではコンピテンシーの枠組みと利⽤法についてお話します。あらゆる医療専門職のカリキュラム開発に関する段階的なアプローチについて述べたいと思います。カリキュラムの⼀般目標の設定、卒業⽣に必要な能⼒の同定、コンピテンスの進捗のマッピング、そして教育と学習経験の同定・順序⽴てを⾏う必要性について論じます。McGill⼤学の卒前医学教育、カナダの卒後研修プログラムの事例を取り上げ、⽇本にどのように適⽤すればよい かを議論します。 |
資料 | 講演ポスター、 講演ビデオ |
第95回セミナー
テーマ | シリーズ講演「医学教育の新たな⽅向性」- 第1回 医学教育の新しいモデル- |
講師 | リンダ スネル 先⽣ 平成28年度 東京⼤学医学教育国際研究センター 特任教授, カナダ マギル⼤学医学部教授 |
日時 | 2016年12⽉15⽇ |
概要 | 「これら4回の講義をもって、⽇本の医学教育にプラスの変化が⽣じる刺激になればと願っています。 -リンダ・スネル」 この4回の講義シリーズでは現在我々が⾏っている卒前・卒後教育や評価モデルの持つ課題を検証し、現在の⽅法と、なぜ変⾰が必要かを批判的な目で評価します。カナダでの事例を紹介し、新モデルや⾰新的カリキュラム、従来にない評価⽅法、そして実効性を測るメソッドを概観します。 シリーズ第1回「医学教育の新しいモデル」では、現在の教育モデルの課題を取り上げ、変⾰の必要性、とりわけ、我々が社会のニーズに対応できる能⼒を持つ医師を育成できているかどうかを検証します。新しいモデル、なかでもコンピテンシー基盤型教育(CBME)を詳細に検討し、このモデルの性質を挙げると共に、キーワードを定義して、なぜこのアプローチに向かおうとしているかを議論します。最後に世界各国で⾏われているCBMEや⾰新的内容を⽐較することで、⽇本の現場に応⽤することについても話したいと思います。 |
資料 | 講演ポスター、講演スライド 講演ビデオ |
第94回セミナー
テーマ | 「卒前教育,卒後教育の変⾰と教員の昇進はなぜ関連し合うのか」 |
講師 | メアリー・リー 先⽣ (平成26年度東京⼤学医学教育国際研究センター特任教授,タフツ⼤学元副学⻑・医学部 教授, タフツメディカルセンター教育改⾰特別顧問) |
日時 | 2016年10⽉17⽇ |
概要 | 卒業⽣が⽶国やカナダで臨床研修を⾏う可能性がある医学校は,2023年までに国際基準に合致した機関による認証評価を受ける必要がある.⽶国認証評価機関であるLCMEは,近年,医学校がコンピテンシー基盤型カリキュラムを策定する際に,コアEPA(entrustable professional activities)を⽤いることを推奨している.本講演ではコアEPAに関して説明すると共に,コアEPAが医学⽣の学び,カリキュラム改⾰に与えたインパクトについて説明したい.こうした変⾰には,さらなるFDと教育スカラーシップ(scholarship)が求められ、これらを教員の昇進プロセスの⼀部と認識することが必要となるだろう.この講演から,コアEPA,コンピテンシー,マイルストーン, 教育スカラーシップについて理解していただきたい.また,カリキュラム 改⾰,マイルストーン,教育スカラーシップの関連性,国際基準の認証評価におけるコアEPAの重要性についても触れたい. |
資料 | 講演ポスター、講義スライド 講演ビデオ |
第93回セミナー
テーマ | 状と課題」テーマ「IPEの歴史・理論・多様なプロジェクトからみた⽇本への実装の現状と課題」 |
講師 | 酒井 郁⼦ 先⽣ (千葉⼤学⼤学院看護学研究科 教授、 専門職連携教育研究センター センター⻑) |
日時 | 2016年9⽉29⽇ |
概要 | ⽇本でIPEがスタートして10年以上経過した。「IPE-専門職連携教育」は市⺠権を得たのだろうか︖今回、貴重な機会を得て、IPEの歴史、それを⽀える理論、欧⽶を中⼼に展開されている多様なプロジェクトを概観したい。その結果を踏まえて、⽇本におけるIPEの現状と、社会実装に向けた課題を整理し、今後の医療系専門職教育にIPEが与えるインパクトについて議論するための話題を提供することを目的としたい。 |
資料 | 講演ポスター、講義スライド 講演ビデオ |
第92回セミナー
テーマ | |
講師 | |
日時 | |
概要 | |
資料 | 講演ポスター、講演スライド 講演ビデオ |
第91回セミナー
テーマ | 「研究型⼤学におけるFaculty Developmentの意義と進むべき⽅向性」 |
講師 | 栗⽥ 佳代⼦ 先⽣ (東京⼤学 ⼤学総合教育研究センター 准教授) |
日時 | 2016年6⽉20⽇ |
概要 | 研究型⼤学では⼀般的にFaculty Development(FD)の取り組みは活発ではない,とされる.本セミナーでは,この問題について,東京⼤学におけるFDを事例として紹介し,その特徴および問題点について考察する.関連研究の知⾒も対⽐しながら,どうすれば研究型⼤学においてFDが教育の質の向上に資する取り組みとして機能していくのか,課題解決 の⽅向性の⼀端を⽰したい. |
資料 | 講演ポスター、講演スライド 講演ビデオ |
第90回セミナー
テーマ | 「駒場におけるアクティブラーニング教育の改⾰」 |
講師 | 増⽥ 建 先⽣ (東京⼤学⼤学院総合⽂化研究科・教養学部附属教養教育⾼度化機構 初年次教育部門 部門⻑・教授) |
日時 | 2016年5⽉26⽇ |
概要 | 近年、⾏政や社会から⼤学における学⼠課程教育の質の改⾰が求められている。その1つのキーワードが「アクティブラーニング」であり、学⽣たちの主体的かつ能動的な活動を通して、コミュニケーション能⼒や⾼次な思考能⼒を涵養することがその目的である。今回のセミナーでは、初年次ゼミナールやALESS/ALESA/FLOWの英語教育など、近年積極的に導⼊が進められている駒場でのアクティブラーニング教育の改⾰について紹介する。 |
資料 | 講演ポスター、講演スライド、 講演ビデオ |
第89回セミナー
テーマ | 「医学教育モデル・コア・カリキュラムの今後」 |
講師 | 北村 聖 先⽣ (東京⼤学医学教育国際研究センター 教授) ⼤⻄ 弘⾼ 先⽣ (東京⼤学医学教育国際研究センター 講師) |
日時 | 2016年4⽉21⽇ |
概要 | 医学教育の国際認証評価システムが本格化し、各⼤学医学部における改⾰の気運が⾼まっている。⼀⽅、2001年に公布された医学教育モデル・コア・カリキュラムは、2007年度、2010年度に改訂され、次期改訂の時期も迫っている。今回のセミナーは、北村、⼤⻄の2名のセンター教員が、医学教育モデル・コア・カリキュラムの今後について、理論的側⾯と現実的な側⾯から意⾒を述べ、会場の皆さんとも意⾒交換するミニシンポジウムの形式で⾏いたい。 |
資料 | 講演ポスター、 資料(1)、 資料(2) 講演ビデオ |